自分の気持ちを置くページ
大切な人を自死で失ったあと、
自分の中で何が起きているのか、
すぐにはわからないことがあります。
悲しいのか。
怒っているのか。
何も感じられないのか。
まだ信じられないのか。
それとも、毎日をこなすだけで精一杯なのか。
どれも、おかしなことではありません。
ここは、答えを出すためのページではありません。
立ち直るためのページでもありません。
ただ、今の自分の状態が言葉になるだけでも
少し心が軽くなることがあります。
自分の状態を少しだけ確認するための場所です。
無理に進まなくても大丈夫です。
読めるところだけ、眺めてください。
読むのがつらくなったら・・・
ここにある言葉が、
つらさを強めてしまうこともあるかもしれません。
その時は、読むのをやめてください。
画面を閉じる。
水を飲む。
深く呼吸をする。
足の裏を床につける。
部屋の中にあるものを一つ見る。
今いる場所に、少しだけ戻ってきてください。
あなたが今、このページを最後まで読む必要はありません。
1. 今、いちばん近い感覚はどれですか
今の自分に近いものがあれば、
心の中でそっと選んでみてください。
- まだ現実感がない
- 悲しい
- 怒っている
- 何も感じない
- 疲れている
- 眠れない
- 眠ってばかりいる
- 食べられない
- 食べすぎてしまう
- 人に会いたくない
- 普通にしているけれど、内側は止まっている
- 自分を責めてしまう
- あの時こうしていれば、と何度も考える
- 周りの言葉に傷ついている
- 何を感じているのか、わからない
どれか一つに決めなくても大丈夫です。
喪失のあと、人の感情はきれいに整理されていません。
いくつもの感情が同時にあることもあります。
2. 体には、どんな反応がありますか
悲しみや衝撃は、心だけではなく、
体にも残ることがあります。
今の体に近いものはありますか。
- 胸が重い
- 喉がつまる
- 胃が苦しい
- 呼吸が浅い
- 頭がぼんやりする
- 体が冷たい
- 力が入らない
- 涙が出る
- 涙が出ない
- 音や光がつらい
- 人の言葉が刺さる
- 何もする気が起きない
- 逆に、止まるのが怖くて動き続けている
体に反応があるのは、
あなたが弱いからではありません。
それだけ大きなことが起きた、ということです。
3. 今、自分にかけるならどんな言葉ですか
今の自分に、無理に前向きな言葉をかける必要はありません。
もし一つだけ言葉を置くなら、
どれが近いでしょうか。
- よくここまで来た
- 今日は何もしなくていい
- まだわからなくていい
- 泣けなくてもいい
- 怒っていてもいい
- 誰かを責めたくなってもいい
- 自分を責めてしまう日があってもいい
- すぐに許さなくていい
- すぐに整理しなくていい
- 生きているだけで精一杯の日があっていい
どの言葉もしっくりこなければ、
何も選ばなくて大丈夫です。
4. 今、必要かもしれないもの
今のあなたに、少しだけ必要なものは何でしょうか。
- 眠ること
- 水を飲むこと
- 食べられるものを少し食べること
- 誰かに話すこと
- ひとりになること
- 予定を減らすこと
- 仕事や家事を休むこと
- 役所や手続きの助けを借りること
- 子どもや家族のことを一緒に考えてくれる人
- 自分の話を否定せずに聞いてくれる人
- 専門家や相談窓口につながること
今すぐ全部を整えようとしなくて大丈夫です。
必要なものを一つだけ見つける。
それだけでも十分です。
5. 誰にも言えない気持ちがあるとき
自死遺族の悲しみには、
人に言いにくい感情が含まれることがあります。
怒り。
罪悪感。
恥。
混乱。
納得できなさ。
故人への愛情と、責めたい気持ち。
周りの人への違和感。
「もう疲れた」という気持ち。
それらは、きれいな言葉にならなくても、
あなたの中で確かに起きていることです。
このページでは、
どんな感情も、なかったことにしません。
6. ひとりで抱えきれないとき
今、自分を傷つけたい気持ちが強いとき。
消えてしまいたい気持ちがあるとき。
ひとりで夜を過ごすのが危ないと感じるとき。
その時は、このページだけで抱えようとしないでください。
近くの人、地域の相談窓口、医療機関、緊急窓口につながってください。
あなたが弱いからではありません。
それだけ、ひとりでは抱えきれない大きな痛みだからです。
1.こころの健康相談統一ダイヤル
0570-064-556
日時 相談可能日:月曜日~金曜日
相談可能時間:18時30分~22時30分(22時まで受付)
2.よりそいホットライン
0120-279-338(全国)/ 0120-279-226(福島県から)
24時間365日
※ガイダンスが流れたら、5を押してください。
自殺防止専門ラインにつながります。
3.いのちの電話
0120-783-556
毎日16:00〜21:00
毎月10日は朝8:00〜翌11日朝8:00
最後に
喪失のあと、
人はすぐに「前を向く」ことはできません。
前を向けない日があってもいい。
何もできない日があってもいい。
誰かの言葉に傷つく日があってもいい。
あなたの感じ方は、
あなたのものです。
ここに来たあなたが、
ほんの少しでも、自分を責める手をゆるめられますように。